替え歌 「碁の(劫のor高野)先生」 松本 護 |
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「コウの先生」 替え歌 松本 護 |
「せんせい」 遠藤 実 作曲 阿久 悠 作詞 森 昌子 唄 |
薄い白石 死んだ日は 白がチクチク攻めてきた 手入れを忘れて 死んだ黒 石を見つめて 泣いていた 拙い私が胸こがし 慕いつづけた ひとの名は 先生 先生 囲碁の先生 |
淡い初恋 消えた日は 雨がしとしと降っていた 傘にかくれて 桟橋で ひとり見つめて 泣いていた 幼い私が 胸こがし 慕いつづけた ひとの名は 先生 先生 それは先生 |
力の限りに 考えて 連絡はかるも 無駄なこと 恐い白石悪い石 放り込み打たれて 死んでいた 何とも言えない 悲しみに 胸を痛めた ひとの名は 先生 先生 コウの先生 |
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攻めを覚えた 楽しさで やたらの筋で 打ちまくり それでも先生 温かく 褒めて伸びよと 励ました 碁を打つことの 倖せを 差し伸べつづけた ひとの名は 先生 先生 コウの先生 |
K.K |
(繰り返し) 碁を打つことの しあわせを そっと教えた ひとの名は 先生 先生 高野先生 |
替え歌 「定石越え」 松本 護 |
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「定石越え」 替え歌 松本 護 |
「天城越え」 弦 哲也作曲 吉岡 治作詞 石川さゆり唄 |
隠しきれない ひそかな手 いつかだれかに 試したい 他人を殺す くらいなら あなたを殺して いいですか |
隠しきれない 移り香が いつしかあなたに 浸みついた 誰かに盗(ト)られる くらいなら あなたを殺していいですか |
向かい合う 隠れ宿 大斜がけ 村正の妖刀 ハネカケて 押しつける 盤の向こうに あなた… 石が燃える |
寝乱れて 隠れ宿 九十九(ツヅラ)折り 浄蓮(ジョウレン)の滝 舞い上がり 揺れ堕ちる肩のむこうに あなた・・・山が燃える |
なにがあっても もういいの くらくらかすむ 石並べ あなたと打ちたい 狂うまで |
何があっても もういいの くらくら燃える 火をくぐり あなたと越えたい 天城越え |
ここを叩けば しびれると あなたの手つきの 憎らしさ 防ぐだけでは 死(シニ)なのね 反撥すれば 活(イキ)はある |
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付け切って 捌きあう 切ったまんまの 危うい手 読んでも 読んでも 頭くらくら あなた… 石が燃える |
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なにがあっても もういいの くらくらかすむ 石ならべ あなたと打ちたい 狂うまで |